約 1,530,425 件
https://w.atwiki.jp/bokurobo/pages/162.html
聖界機兵セイカイオーIs 懐疑の弾丸・SS 連続SS プロローグ 第1話 新内閣 第2話 懐疑の弾丸1 第3話 懐疑の弾丸2 第4話 懐疑の弾丸3 第5話 懐疑の弾丸4 第6話 懐疑の弾丸5 第7話 懐疑の弾丸6 第8話 懐疑の弾丸7 第9話 懐疑の弾丸8 第10話 懐疑の弾丸9 関連SS 聖界機兵セイカイオー DBへ SS保管庫へ戻る
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/805.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 375 晩年の夫婦/コメントログ」 泣けるいい話や・・・ バッタの話が適度に笑えてかなり良い -- 2010-03-03 13 48 39 乙 ほっこりしたよ! -- 2010-04-03 17 06 28 お疲れさん -- 2010-05-24 20 50 12 しかし地獄へ落ちる -- 2010-06-30 21 59 25 やべ!目から・・・ -- 2010-07-27 08 20 38 ダメだなぁ… これがゆっくりの話だと思っただけでこの後に続く凄惨な展開が欲しくなる… -- 2010-07-28 00 45 07 愛でなら愛でって書いて欲しいな。 -- 2010-08-09 05 11 17 別に愛でてないだろ -- 2010-09-20 16 07 55 普通に生活してるだけで愛でになるのかw -- 2010-09-20 21 18 54 またバッタ絶滅保護法が施行されそうだなw 良い話だけど、 これのどこがゆっくりいじめSSなんだ? -- 2010-09-26 11 27 08 う~む、まりさと言えども流石に年老いて 大往生しようとしているゆっくりを虐待する気にはならんな ただ甘えん坊まりさと豊富な知識と発想を持つまりさという 虐待したくなる良い素材を出したんだからこちらは虐待してほしかったな バッタに挑んで返り討ちあって短いゆん生を終えたとかさ -- 2010-09-30 06 53 54 勧善懲悪! -- 2010-10-24 10 53 53 ↓↓↓このスレはいじめSSに限らずなんでもありだし、別にこれもいじめSSではないよ。 -- 2011-01-09 03 40 34 イイハナシダナー。 本当にゆっくりした夫婦だ…。 -- 2011-01-22 14 44 12 珍しくムカつかないゆっくりだったな -- 2011-03-23 01 42 35 イイハナシダナー -- 2011-07-23 20 13 27 イイハナシダナー -- 2012-06-28 12 07 18 イイハナシダナーと思ったら…… ばったさんにげてーww -- 2013-01-17 16 05 23 「生活しているだけで何で愛で?」←本ゆんがゆっくりしていると思ってるだけで「愛で」なのだよ! 確かにイイハナシだが冷静に考えると、バッタ以外の生態系も破壊している奴等を 更に増殖させたに過ぎない、最悪の話やないか! ↓×6 サイトのタイトルの意味www -- 2018-03-20 16 48 44
https://w.atwiki.jp/002834/pages/194.html
祭典用SS 00-00265-01:矢上麗華 6月初旬。しとしとと小雨の降る午後。 僕はいつもと変わらず自室でPCをいじっていた。 母がへ・・・特殊技能で沸かした冷たい麦茶を飲む。割と美味しい。最初の頃はちょっと引いたもんだが、父も母も平然と飲んでるのに僕だけ引いてるのはなんか、僕のほうがおかしいのかと恐る恐る口にしたら予想外に普通の味だったので、それ以降は普通に飲むようになった。 というか「家庭の方針」としてうちでは店屋物の類の買い置きは無く、買い食いも禁止、家にあるコーヒー、紅茶なども基本カフェイン禁止なので、喉を潤すためには母が作りおいた麦茶か牛乳くらいしかなく仕方なく飲むようになった側面もある。 そんなどうでもいいことをつらつらと考えていると呼び鈴の音。 どうやら誰か来たらしい。今家族は皆外出中。面倒だから居留守を使おうかと思ったら 「こんにちはー。お届け物でーす」の声。 そういえば母が出かけに郵便が来るから受け取るように言ってたっけ。 僕は仕方なく玄関に出る。子猫型ロボットのヴィンセンテもついてくる。 このロボにはいくつか機能がついていて居場所を知らせる発信機もついている。だから母がいない時はいつも僕にまとわりついてる。母がそういう風に設定してあるのだ。正直少しうっとうしいが世界はあまり平和ではなく母の心配もわかるので我慢している。 そんなロボを引きつれドアを開けると少し厚めの封筒を持った運送屋のおじさんが立っていた。 「矢上太郎さんですか?」 「うん、そうや」 「サインか判子をおねがいします」 無視された。ちょっと悲しい。きっとこのおじさんは関西弁を良く知らないのだろう。 そう自分に言いきかせて、悲しい気分は表情に出さすに判子を押して封筒を受け取る。 帰っていく運送屋さんを見送りつつ封筒を見ると僕宛だ。送り主は缶。封筒にはSSNのロゴが印刷されていた。 自室に帰り封を開けるとDVDと14x14の作文用紙。 作文用紙を便箋代わりに使うなよ。とぼやきつつ読んでみる。 ”背景、缶です!” 初っ端から漢字間違えてるよ。無理して漢字使うから…さすが全能力-3。 ”たろうくんはげんきですか? 缶はげんきです! おやつくれ!” ”きょうはれいかさんからのちゅうもんのDVDをおくってみた!なんとげんていばん!!” ”ざんねんながらげんていばんとくべつふろくにアルミちゃんせくしーフィギュアとかはついてないけどちゃんとみてね!” そんなフィギュアはいらん。と心の中で全力て拒否しつつ同封されたDVDを見てみる。 DVDタイトルは「あなたと共にあるいて行く」 確かナイトメア対策のDVDか。でもあまり興味はそそられないな。どうせなら『夢を生成するメカニズム』とか『夢で読み解く生命の秩序と多様性』とかなら見る気も起きるのに。 そう考えて、見ることを拒否。DVDはベッドの上に放り出して再びPCに向かう・・・が、小うるさい存在を忘れていた。子猫型のロボだ。ロボは器用にベッドの上にジャンプ。 DVDを銜えて僕の元に戻るとDVDをゴリゴリ僕に押し付けてくる。母の仕業だろう。これは見るまで許してもらえそうに無い。ロボットだから疲れることも飽きることも無いしね。見るまでゴリゴリされ続けるだろう。 仕方なく僕はため息ひとつついて、DVDを受け取りPCにセット。再生。 ・ ・ ・ ・ 気がついたら小雨は止み、外が暗くなり始めていた。 最初は仕方なしに見ていたDVDだがいつの間にか真剣に見ていたようだ。 ま、それなりに面白かったよ。って缶に返事でも書くか。 僕はそう言いつつ、少し赤くなった目をロボから隠すように手紙を書くために机に向かった。 /*/ 後日、ロボで隠し撮りしたDVDを見て涙する息子の写真をによによしながら眺めている母の姿があったとか無かったとか。 終わり。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/995.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 469 おぼうしをぶん投げて/コメントログ」 wwww -- 2010-06-20 01 33 11 お姉さんスゴッw -- 2010-06-24 22 06 24 ……… -- 2010-07-22 00 22 51 5キロから7,8キロかな?バスケット大、、 すごすぎだろwwww -- 2010-07-23 22 36 22 お姉さん可愛いwwきっとこんな表情をしているに違いない↓ \ / ○ ○ 〃▽〃 -- 2010-08-30 22 42 04 ギャグ調なのも良いよね! 多分、すんごいイイ笑顔で 「おぼうし投げ」 と言ってそうなお姉さん想像して萌えたw -- 2010-09-12 17 25 29 何てすんごいコメディwww ゆっくりできるよ~ 悲劇は、喜劇なんだね~ たのしー!ww -- 2010-10-11 19 21 39 あ~あ・・・やっちゃいましたねこれは・・・ 前作の「おぼうしをおいかけて」はこれ以上ないという位 完璧で瀟洒に完結していたというのに・・・ >前作の感想に触発されて書きました まあ触発あきさんというくらいだから 触発されてなんぼなのかもしれませんが これは最もやってはいけない触発でしたね 前作は善良で素直なまりさが理不尽とも言える死を迎える話でしたから 可哀想という感想も出た事でしょう しかしそのような声に流されてしまい、美しかった前作を 台無しにするよな続編を作ってしまうなんて・・・ もちろんSSは作者様のものであり、当然自由に出来る唯一の権利者です 他者が指図するなんておこがましいにも程があると頭では理解しています ただ私は悲しかったんです。 私は前作を読んだ時に大変感動しました、 なんて完璧にまとまっていて瀟洒で美しい話なんだと・・・ これ以上はない綺麗な結末だなと・・・ 私はとてもゆっくりとさせて頂きました ・・・それがこの続編で台無しになってしまいました 先程言ったようにSSは作者様のもので、どのようにするのも自由です ただあんなに瀟洒で美しくゆっくり出来た「おぼうしをおいかけて」が 台無しになってしまった事が悲しくて残念でならないのです -- 2010-11-10 07 40 20 ↓あんたこそやっちゃいましたね。おこがましいにも程があると分かっているなら最初から黙ってろって話だよ。前作に満足したなら何故愛でにシフトした続編なんぞ読んだんだ。 被害者面して悲しい悲しいとほざいてらっしゃるけどね、そもそも注意書きにあるぬるいじめ、愛で等の警告ワードから、まりさ幸福アナザーエンドのSSだということは容易に推測できるはずだ。 注意書きを見て筋書きや内容が自分の嗜好に合わないなら読まないこと。もし万が一読んでしまって不愉快な気分になったとしても、それは読者として当然すべき自衛を怠った自分自身に全責任があるわけだからSSに自分の嗜好を押し付けての批判だけはしないこと。 この二つってゆっくりSS読者として最低限の義務でありマナーだと思うよ。 このコメント欄を見渡せばわかる通り、コメントした人たちは皆このSSに満足している。なぜなら、彼らは注意書きを読んだ上で、自分はこのSSを楽しめる、と判断して読んだからだ。 ところがあんたは義務を満たさず注意書きすらも完全に無視して、何をトチ狂ったのか愛でSSに向かって虐待でないことを咎めるような的外れな批判や、この触発はいけなかっただの台無しだのと他人を不快にさせることばかり書いている。しかも自己陶酔のあまりに、自分が場をわきまえず不愉快をばらまいていることにすら気付いていない。 あんたのコメントはあんたの自己陶酔を満たすため以外に、このSSを楽しく読めた人達を著しく不愉快にさせる存在意義しか持ってない。 できれば消してほしいけど、ここのコメントを消す方法は俺には分からないから、それができないならせめて、最低限の義務とマナーを守らずに好き勝手にSSを批判して他の読者さん達を不愉快にしていることについて謝罪してほしい。 そしてこれからは最低限の自衛はするようにしてほしい。 とか書いても、結局あんたには読まれないだろうし、見た感じ恥知らずっぽい人だから読んでも謝ってくれないだろうけどね…… -- 2011-01-12 02 55 37 ↓気持ちはものすごく分かるが、そういう自慰野郎に何言っても無駄だよ…。スレが自分だけのためにあるべき物と思いこんでる奴等だからな…。それはもう、ゆっくりのおやさい並に。 そんな馬鹿に構うだけ時間と労力の無駄だよ。無視するに限る。 けどあんたの反論コメントでちょっとすっきりしたよ。ありがとう。長文お疲れさん。 -- 2011-01-22 14 30 17 ↓↓↓とんだオナニー野郎だ。まさに餡子能。何様のつもりでコメントしてんだか。 ↓↓の人、俺もあんたの反論ですっきりした。本当にありがとう。 -- 2011-01-23 05 41 45 ちぇんなら尻尾を掴んでハンマー投げみたいな競技が出来そうだね あとこの作品自体は俺的には可もなく不可もなくといった感じだったけど↓↓↓の反論コメで最終的にゆっくりできたよ!ありがとう! -- 2011-04-09 21 42 33 とてもゆっくりできたよ! -- 2011-10-13 20 22 09 お姉さんwwwwwwwwwww Sなのか?天然なのか? -- 2012-07-12 17 38 55 オナニー野郎への反論格好良杉ワロタwww -- 2013-03-30 16 56 51 お姉さん可愛い(´∀`*)♭ ゆ虐もゆ愛も好きな自分にはとってもゆっくり出来るSSでした! やっぱり、触発さんの作品が一番好きです。 あと、下の自慰野郎黙れ そして反論さんに惚れたわww -- 2013-08-08 02 17 39 お姉さん可愛い! 反論さんはかっこよすぎ (*´∀`*) -- 2014-01-13 13 56 08 人間で言えば髪を掴まれてブン投げられてるといったとこでしょうか… その逆にゆっくりに例えれば…と考える癖がついたせいで映画やマンガで怪我をしたり人が死んだりするシーンとかでは笑ってしまいます。 ゆ虐のハマり過ぎ注意ですね… -- 2014-03-12 23 44 18 ↓もしかしてナカーマ? 俺はニュースでたまに映る容疑者の顔が時々ゆっくりに見えてしまうぞ。 -- 2014-08-02 12 05 32
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/161.html
タイトル 備考 澪「部室でありがちな事」 梓「どうしてこんな嘘、ついちゃったんだろう…」 オールキャラより? 澪「梓にお姉ちゃんって呼ばれて甘えられたい」 純「遊園地!」 他カプネタあり。 澪「ハーレムワールド」 唯「せんぱい!」 まとめが中々出てこないためdat置いときます。 澪「やっぱ文学部入っとけばよかった」 したらばの避難所での紹介。 梓「ときめきシュガー」 梓「コイントス」 澪「梓ぁ!あず、梓ああああ!」 キャラ崩壊気味。 梓「怪盗あずにゃん」 キャラ崩壊気味。 律「澪のふとももをぷにぷにしたい」 キャラ崩壊気味。梓編は 23から 49まで。 梓「お面の中野梓」 梓「バレンタインの中野梓」 唯「魅惑のあずにゃんシリーズ!」 澪「なぁ梓、私たちって似てるよな」 入れ替わり系。 唯「澪ちゃん見て見て!分身の術!」澪「・・・」 入れ替わり系。 紬「素敵な誕生日プレゼント」 ムギの誕生日記念SS 澪「五月雨」 梓「七月七日、雨のち...」 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/6096.html
基本事項 ● GGM :ぽんこ ● GM :希望者 ● 開催頻度 :思いついたらがんがん ● 突発の有無 :非常に奨励 ● セッション部屋 :#アリアンエロッドSSO 相談:#アリアンエロッドSOS 雑談:#アリアンエロッドSSギルド CC等:#SSオンライン ● 1人あたり制限数: 2名(シナリオ進行により変動の可能性あり) ● 制限人数 : シナリオ進行等により随時判断。 ● 新規参入 : 受付中(作成の際は作成したとの旨をGGMにお伝えください。締切時には告知します) ● エロ方針 : エロ要素は基本的にはなし。(あったとしても少年誌レベルのお色気要素が限度。SSO内で倫理規約モードでス。) エロセを開催する分には、事前に参加者の合意をとってればもういくらでもがんがんいこうぜ。 CCの場合は、互いの合意の上で行う前提でえろすもがんがん止めないよ。 ● 禁止事項 : 相手に不快感を与えるようなこと全般。 相手の事を考えて行動を心がけてください。 ● 時間帯 : おまかせ。 ● 使用サプリ :アリアンロッド基本ルールブック+スキルガイド+アイテムガイド+エネミーガイド ● 使用特殊ルール : エロッドミニキャンペーンで使用された互選、MMP制。 経験点換金制度。 ● 成長点関係 : 獲得上限、及びLvUP以外の使用方法があります ● エンチャント :可能。詳しくは エンチャントルール 参照 ● GM報酬 :成長点(参加PCが獲得した最高成長点(上納分を除く事) お金(参加PCが獲得したGPの最大値) ● キャンペーン方針:MMO的 ● ログ :話やネタの共有のため、CCやログのアップをお願いします。 ● 相当品ルール :あり、思いつくままに作成可。ただし相当品にした事でルール上のメリットが発生する事はありません。 また、既にあるアイテムを別のアイテムによる相当品で取得する事もできません。 ● キャラ作成関連 : アリアンロッドの基本ルールのかなりの部分に手を入れています。 既存スキルへの修正、[[追加スキル]]、能力上昇方法変更etcが含まれる為、下記[[データ]]を参照の上作成してください。 ● {PLに与えられる自動取得経験点:現在の話数×3点を自動取得経験点として配布します。(H22.4.30追記) PC個別に配布されるわけではないことに注意。GM経験点と同様、使用の場合、各PCに振り分けること。} ■SSオンラインオリジナル産まれ表:産まれ表は基本ルールブックの者では無くこちらを使用して下さい。 ■SSオンラインローカルルール変更点&追加スキル関係:スキル、成長、戦闘等のルール変更一覧。Q&A解答集もあり。 ■SSオンラインオリジナルアイテム:オリジナルアイテムなどはこちらに。 ■SSオンライン用語SSオンラインで用いられる用語などの解説。 ■Lv上限:CL6まで(シナリオ進行により上限Lvが変更されます。 CL8まで解放(2010/10/3)【シナリオ『Real1』『Real2』終了時】 ■フェイト上限: 10を上限とし、-1(CC1回目)-2【-3】(CC2回目)-3【-6】(クラスチェンジ3回目)と、なる。 また、初期クラスがウォーリア/ウォーリア等単色クラスであった場合、最初のクラスチェンジ時には フェイト上限は減少しないものとする。 つまり1回目のCCで上限はー1され(9に)2回目のクラスチェンジではー2(上限は7に)と、回数が多くなるほどきつくなる。 ※CCによって現在フェイトが上限を超えた場合、上限値までフェイトが減少し、上昇に使用していた成長点がPCに還元されます。 ※一度経験した事のあるクラスへのCC、上級クラスへのCC(未実装)はこのクラスチェンジ回数に含みません。 この上限値の10については、シナリオ進行と共に上昇する可能性もあります。 ■セッションログ: ログ: ■CCログ: CCログ: ■SSO内の機能: メール(遠距離会話、メッセ)…相手を視認しているか、アドレスを所持している場合ダンジョン内にいる場合を除き、送る事ができる。 それに答える答えないは人次第。 ■登場NPC一覧:NPC一覧 概要:SAOとかドットハックとかそんな(ry その世界には中央に聳え立つ塔があった。人々はその上を目指し遥か以前より挑み続けた。 塔の頂には何があるのか。憶測と噂のみが飛び交い…そして絶望を続けてきた。 無謀とも呼べる挑戦。挑んではその度に挫折し続ける人々。その中にただ一人鍵を有する者一人。 鍵たる者は力なきにして最上の力有せし者。 其は七の意思と共にあった。七の意思すなわち いかな障害をも乗り越え、その眼前妨げるものの無い”突破”(スルー) 意思を読み、自在に流れを操り、狂わせる。彼の者、名を”思奪(デクストラ)” 其は分解、再構築。状況に合わせた適材へと自らを変動させる。其の名は”変性(エグザイル)” 世界の外にあり、世界との境界を越え自在に行き来を行うもの。彼の者”異郷者(エトランゼ)” 其は万物を退ける自らの居場所。神聖不可侵なる領域の名”不可触”(デウス) 其の前には人も世界も区別無く、万物を凍てつかせ、鈍らせる。名を”停触”(ラグ) 其は一にして全、全にして一。自らを移し、感染、拡大する者。名を”感染源”(ヴィルス) 神にも当たる塔へ挑んだ者達は最頂を刻み そしてこの世界より姿を消した… ただ、伝承の中にその名前だけを残して ~SSオンライン解説書1ページより抜粋~ 今はただ、伝説級のレアスキルだとか升であるとか、そんな憶測のみが飛び交う事となっている。(厨ニ思考万歳!) ソウル・シーカー・オンライン。 XXXX年次世代型ゲームとして発売されたオンラインゲームその、セカンドバージョン。 『―誰もが英雄になれる―』 『―皆が生きてるRPG―』 『―誰もが望む自分になれる―』 をキャッチコピーに。 ヘッドセットにより思考や感情を、指にはめるリングにより、発汗、鼓動さえダイレクトに読み取り、PCに反映する。 キャラ作成においてはトレースシステムをも導入する。(もちろん使用しないことも選択可能) それにより自身の姿に近い、リアルな環境でのプレイが可能となった。 βテストも終わり…サービス開始初日。購入することの出来た不幸にも幸運なプレイヤーは2万人。 サーバーは期待に満ちあふれ 人々はゲームを楽しみ…始めたはずだった。 数時間が経過し、ログイン人数がピークを迎えた頃… 『…コレ、どうやってログアウトするんだろう…?』そんな、疑問の声が上がり …辺りに騒然とした空気が流れる。 それに答えるかのごとく、ゲーム全体にシステムアナウンスが響き渡る 【システム】「現時刻より、皆様のログアウト権限は剥奪されました。 これよりゲームを開始します。ルールは簡単」淡々と言葉は続け 【システム】「ゲームをクリアして下さい。そうすればあなた達はログアウトできるようになります。 このゲームの中ではアバターはプレイヤーの精神の写し身。 アバターとプレイヤーは一体となりPCの死亡は、貴方達の肉体にフィードバックされるようになっております。また、一定の条件を満たした際も同様にこのゲームは終わりとなります、それは…」 言葉を理解できない、と言わんばかりに沈黙とどよめきだけが立ち上り ―――このゲームに参加しているPCの数が1000を切った時――― それはつまり、システム側にてPK許可がおろされたと同様のもの。 残酷な宣告が下された。それがゲームシステムのものなのか、はたまたゲーム外の仕様なのか。 囚人となったプレイヤーの取る道は。 (注:一時的なログアウトアイテム、ポイントは存在します。 ただし、ゲームとの接続を切り、再ログインが為されないまま2日が経過すると はめたリングにより対象プレイヤーは死亡します。物理的手段で破壊、解除を試みた場合、即死亡します。) そして… ゲーム開始から3ヶ月が過ぎ…プレイヤーは大きく4つに分かれた 1つ、ひたすら攻略を目指す者達 1つ、団結し、結束をもって事態を乗り越えようとした者達 1つ、前線に出ることもできず、“生活”を行う者達 そして1つ…もう一つのクリア条件…プレイヤーの数を減らすことに固執し始めた者達 現在解放されたのは第四層まで 残るプレイヤー、14172/20000 人 また、リアルに一時的に出ることによりより明確に把握できた事実。 冗談であって欲しいと信じた事実。ゲームより排されたプレイヤーの死が現実として存在したと言うこと。 彼らはもう戻らない。 そのはずなのに… ■世界の構造… 周辺に拡がる[[エリア]]が舞台となる。 エリアにはそれぞれ条件(ボス討伐や一定数のモンスター退治など)があり、それを満たすことで次の階層への扉が開く。 ただし、次の階層へ行く前にはフロアBOSSが存在する。(エリアのBOSSはエリアBOSSと仮称する) 第10階層を走破することで、ゲームクリアとなる。 各層の街部の特徴 第0層 牢獄都市 エリア特徴…配置としては泉水都市の下層に位置される。 転送禁止、戦闘禁止、全アイテム、スキルの使用禁止、とプレイヤーとしての自由行動の ほぼすべてを奪われたエリアである。外界との出入りはキーアイテムによりエリアの外側 からのみ管理される。現在鍵を管理しているのは最大手ギルド【七将旗】の保守派。 第一層 泉水都市 エリア特徴…初級エリアということもあり、エネミーレベルやエリア難度も低い。 が、いまや安全という言葉はどのエリアにも当てはまらない。 強敵が少ないという事はプレイヤーキラーが潜むにも絶好の立地となっているためである。 ただ、隠れる障害物も少ない為、見晴らしの良い場所が多い。 施設…牢獄(ログアウト以外に脱出不可能、なバグ地点を利用した、自然の牢獄。 捕縛に成功した悪質プレイヤーなどが閉じ込められている) 管理は現在、最大手ギルド【七将】が行っている。 第二層 大樹都市 エリア特徴…鬱蒼と生い茂る木々。このエリアの街の特徴は樹上に作られた街ということである。 また、木々の量からも判別できるように、身を隠す場所には苦労しない。 これは、襲う側にとっても身を隠す側にとっても有利に、また不利にはたらくだろう。 第三層 鉱山都市 エリア特徴…鉱山という名に恥じず、四方八方を山に囲まれたエリア。 山々ではそれぞれ違う鉱物が採取され、その希少度に応じて難易度もピンからキリである。 エリアの隠密度(?)は大樹>>鉱山>泉である。 第四層 機巧都市 エリア特徴…魔法科学による技術の発達した街。現実世界に一番近い タウン内は縦横や環状に機巧鉄道(ただし有料)が走り、広いエリアを自在に探索できるようになっている。 また鉄道はタウン外までも延びており、一度到達した事のある”駅”まで利用できるようになる。 また、市内、市外問わず機巧都市の名に恥じないくらい多くの機巧、ゴーレムなども闊歩している。 フィールドの特徴としても自然色の強かった今までと比べ、人工物的な印象が強い。 趣味的な衣装やアイテムを売る店も多い。 第五層 浮遊都市 未到達 第六層 娯楽都市 未到達 ・ ・ ・ ■便利屋ギルド ■セッション:現在発生している攻略&依頼&クエスト(セッション予定はこちらから) クエスト履歴 第1話【戦いの礎】 GM:ぽんこ 上納:15点 成長点:21点 報酬:400G 参加PC:カーネリア、ツボイ、[[フィズ]]、フラニー、リルシィ 第2話【ジビエ】 GM:秋春 上納;12点 成長点:20点 報酬:515G 参加PC:ツボイ、アルカ、ユーラ、那由多 第3話【紅い聖夜】 GM:ぽんこ 上納:16点 成長点:21点 報酬:570G 参加PC:天音、[[アイン]]、フィズリア、リュナ、ユーラ 第4話【教授の依頼】 GM:ボロック 上納:17点 成長点:23点 報酬:850G 参加PC:ツボイ、リュナ、アルカ、ルシフェル、プリムラ 第5話【素材探索ツアー:雪山】 GM:愚 上納:13点 成長点:23点 報酬:700G 参加PC:ヒロキ、リルシィーナ、クゥ、ルシフェル 第6話【新春釣り大会】 GM:ロスト 上納:15点 成長点:25点 報酬:597G 参加PC:ツボイ、アルカ、イッカク、天音 第7話【術戦車vs術戦車】 GM:ボロック 上納:16点 成長点:20点 報酬:611G 参加PC:イッカク・ツボイ・ユーラ・カーネリア 第8話【箱庭の戦い】 GM:ぽんこ 上納:17点 成長点:28点 報酬:600G 参加PC:アイン、天、フィズリア、リュナ、プリムラ 第9話【明日を勝ち取る為に】 GM:ロスト 上納:19点 成長点:27点 報酬:903G 参加PC:ツボイ、テレサ、アルクゥ、アイン、シオン 第10話【海老フライ】 GM:ロスト 上納:17点 成長点:27点 報酬:850G 参加PC:天音、ひなこ、ルルイエ、アルクゥ、ヒロキ 第11話【殺人許可証】 GM:キリコ 上納:15点 成長点:23点 報酬:400G 参加PC:カーネリア、フラニー、ラファエル、ルシフェル 第12話【四面同時作戦】 GM:ぽんこ 上納:19点 GM点:28点 報酬:800G 参加PC:ユーラ、フィズ、アイン、薄荷、那由他 第13話【血の祝祭。甘き死よ来たれ】GM:虎蔵 上納:16点 成長点:23点 報酬:635G 参加PC:アルカ、ラファエル、シオン、ヒロキ 第14話【第一次泉水都市最前線】 GM:ぽんこ 上納:26点 成長点:32点 報酬:955G 参加PC:イッカク、コミュ、ツボイ、テレサ、ユーラ、リュナ 第15話【~治癒の秘薬】 GM:ぼろっく 上納:21点 成長点:28点 報酬:700G 参加PC:ツボイ、コミュ、ユーラ、那由多、シオン 第16話【~クリーチャーホール~】 GM:ぼろっく 上納:23点 成長点:34点 報酬:974G 参加PC:ひなこ、イッカク、ユーラ、ルル、アイン 第17話【~ヴィルスの影~】 GM:ぼろっく 上納:20点 成長点:35点 報酬:1295G 参加PC:アルカ、ユーラ、乾、イッカク 第18話【紅玉を探して】 GM:Relento 上納:15点 成長点:33点 報酬:2350G 参加PC:アルカ、コミュ、ユーラ 第19話【新雪を踏みしめて】 GM:ぽんこ 上納: 成長点: 報酬: 第四層初体験 参加PC: 第20話【海へ至る道】 GM:虎蔵 上納:26 成長点:33 報酬:1090 参加PC:アルカ アルクゥ リュナ ユーキ 薄荷 第21話【~教授の依頼“αパーツ”~】 GM:ぼろっく 上納:26点 成長点:34点 報酬:1250G 参加PC:アルクゥ・フィズ・ユーラ・イッカク・リル 第22話【蛮族たちの凱歌】 GM:Relento 上納:17 経験点:33 報酬:2197G 参加PC:サクヤ・ナユタ・フラニ 第23話【Real1】 GM:Ponko 上納:16点 経験点:30点 報酬1000G 参加PC:リュナ、フィズリア、アイン 第24話【Real2】 GM:Ponko 上納:17点 経験点:30点 報酬1000G 参加PC:テレサ、ナユタ、ユーキ 第25話【~[[ヴィル]]ス~】 GM:ボロック 上納30点 経験点35点 報酬1550G 参加PC:アルカ・ユーキ・アルクゥ・ユーラ・イッカク ギルドクエスト履歴:担当GMのフラグ管理のため別枠で作らせて貰う事に。GGMに許可は申請済 (GMふぇいくより) 第1話【初級ギルドクエスト~旨味キノコの採取~】上納:18点 成長点:17点 報酬:400G 参加PC:アルカ・ツボイ・イッカク・テレサ 第2話【初級ギルドクエスト~悪鬼の尾~】上納:19点 成長点:22点 報酬:440G 参加PC:柳翁・那由他・アルクゥ・フラニー [部分編集] ■SSOプレイヤー(レベルを上げたら、こちらのページのキャラレベルも確実に更新してください) PC名: PL名 : CL: メインクラス: サポートクラス: PC性別: PL性別: その他: アルカ ぽんこ 7 ウォーリア テイマー 女 女 リアルでは小学生に負けます サクヤ ぽんこ 7 メイジ サモナー 両方 両方 参考になりません。 ルル 秋春 4 アコライト バード 女 女 ほんわか料理人 ハゲ 秋春 3 メイジ アコライト 男 男 あいすめいじ クゥ・シー りざーどめん 3 シーフ ダンサー ♂ 無し 病ンデル犬商人 フィズリア ふぇいく 6 ウォーリア ガンスリンガー 女 女 傷を負った双銃士 シオン ふぇいく 5 メイジ サモナー 男 男 料理メインなサモナー アインホルン りゅまこ 7 ウォーリア モンク 男 男 仇を探すカバーモンク フラニー りゅまこ 6 シーフ アルケミスト 女 女 愛と希望のレアコレクター! リルシィーナ ボム 5 アコライト ウォリャー 女 男 超弱弱気なネカマアコ コミュニス ボム 5 メイジ サモナー 女 女 PKKな悪っぽいメイジ リュナ rouge 8 シーフ レンジャー 女 女 天然からは外れてきた弓使い ヒロキ ミッター 5 ウォリアー サムライ 男 男 学ランを着た剣士 ユーラ Loststar 6 アコライト セージ 女 女 ツインテールちまい羽根娘 風城天音 ボロック 8 メイジ メイジ 女 女 素人風使いのボーイッシュ少女 テレサ ボロック 5 アコライト バード 女 女 旋律を奏でる者 那由多 虎蔵 7 シーフ ダンサー 女 女 げらげらげらげらげら ルシフェル つかねこ 5 ウォリアー サムライ 女 女 ………… 天 つかねこ 4 メイジ ニンジャ 男 男 やあ可愛らしいお嬢さん、お茶でもどうかな? ラファエル 愚 4 メイジ アコライト 男 男 ぜ、善人ですよ? 月夜 愚 3 ウォーリア モンク 男 女 奏でよ。其は庇護の旋律…… イッカク 佐山比呂 7 ウォリア モンク 男 男 全ての道は『覚悟』の向くままに 薄荷 kunashi 3 メイジ セージ 女 女 眼鏡なチルノ・略してメガチルノ アルクゥ たまき 6 ウォーリア メイジ 男 男 ツンデレ両手魔剣士 アウラ たまき 3 アコライト ダンサー 女 女 ダンシング次祭 柳翁 れんとん 3 メイジ モンク 男 男 天狗風味の魔法剣士 ユーキ れんとん 6 シーフ ダンサー 男 男 斧戦士な黒鼠【スプリガン】 猫御沢乾 和葉 3 ウォ サムライ 女 男 猫耳ロリババアネカマ アミシャレト みるふ 4 アコ バード 女 女 かまって!うさぎっ子 Q A GGMに質問がある場合はこちらにどうぞ SSOには餓死の概念もあったりしますか?AIキャラでも餓死からは逃れられないですか? -- りざーどめん (2009-10-30 00 56 49) 調理スキルで一度に複数個の食材を調理できますか? -- りざーどめん (2009-10-30 01 02 04) 餓死の概念は基本シナリオではありません。ただし、中で生活してる住人は空腹を感じます(そのあたりもSAOだねっ) またシナリオによって空腹状態によるペナルティを課す、という状況設定をしても面白いかもしれません。また、AIは疲労という概念がないため餓死はしません。NPCがおなかすきますか?答えはノー。(そういうNPCを除く) -- ponko (2009-10-30 19 20 00) 1シーン終了時に1個まで、とします。代わりにハンティング、フィッシングがシナリオ1回なのに対し、1シナリオSL回使用可能とします。(無論、状況しだいでGMが却下し、却下された場合使用回数に含めません)また、ハンティング、フィッシングで手に入れた食材、及び調理済みの食材はシナリオ終了時に失われるものとします。 -- ponko (2009-10-30 19 22 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ssmrowa/pages/35.html
長い道を真逆から、二人の少女が歩んでいた。 一人の少女は光の当たる世界にいた。 その手は、弦を弾くために使われていた。 一人の少女は闇に隠れた世界にいた。 その手は、銃を撃つために使われていた。 ――だから、その二つの手は、決して交わらぬものだった。 ◆ ◆ ◆ ――その黒き瞳の中には、平穏が湛えられている。 こつ、こつ、こつ、と。 古錆びた木の床を鳴らすそれは少女の音だ。 弱く、軽く、儚く、一定のリズムで刻まれる靴の響き。 少女にのみ、奏でることの許された音だ。 ゆら、ゆら、ゆら、と。 宙に揺れる左右二房の黒線は少女の髪だ。 長く、柔く、靡く、自由に流される二本の尾。 少女にのみ、振るうことの許された黒色の髪だ。 しゃ、しゃ、しゃ、と。 規則正しく交差する残像は少女の袖だ。 厚く、重く、硬く、上下とも深い黒で揃えられた着衣の色。 少女にのみ、袖を通すことの許された制服だった。 ぴたり、と。 長い廊下の中間にて、歩みを止める。 それは、少女だった。 すぅ、と。 前方に在る闇を見つめ、細められる目はどこか猫の仕草を思わせる。 背中のギターを担ぎ直しながら考え込んで、頬をかく。 うーんと唸って、目を閉じて、深く息を吸って、ようやっと意を決する。 そうして、言葉にするために、胸の内に宿るものを吐き出す、少女の名を。 「――やってやるです!」 その少女の名を、中野梓といった。 ◆ ◇ ◆ その少女の名を、トリエラといった。 「――じゃあそれで、何をするつもり?」 じとり、と。 前方に在る光を見据え、細められた目はサファイアのように蒼かった。 背中のショットガンを担ぎ直しつつ思索して、肩をすくめ。 はぁーと脱力し、目を閉じて、深く息を吐き出して、現状に呆れる。 そうして、言葉にして、帰ってきた反応にまた呆れていた、少女の名だ。 やれやれ、と。 長い廊下の中間で、柱の影から姿を現す。 それは、少女だった。 ばさ、ばさ、ばさ、と。 廊下の窓から吹き込む風に浮き上がるそれは少女の裾だ。 厚く、硬く、黒く、かっちりとした分厚いコート。 少女にこそ与えられた、纏うことの許された立派な布地だ。 ゆら、ゆら、ゆら、と。 宙に揺れる左右二房の光沢は少女の髪だ。 長く、柔く、尊く、気高く結ばれた二本の軌跡。 少女にこそ与えられた、伸ばすことの許された金色の髪だ。 きり、きり、きり、と。 磨かれた鉄を鳴らすそれは少女の音だ。 強く、重く、暗く、一定のリズムで鳴る銃の響き。 少女にこそ与えられた、奏でることの許された音だった。 ――その蒼き瞳の中には、苛烈が溶け込んでいた。 ◇ ◇ ◇ それは決して、交わらぬ筈の道だった。 長い廊下の中央で、向かい合った少女はふたり。 どちらもよく似た輪郭を空間に縁取っていた。 そう変わらぬ背丈、変わらぬ性、変わらぬ幼さ、変わらぬその髪型までも。 けれど同時に、まったく違った色彩で身を染めていた。 かたや黒の、かたや金の髪の色。 かたや薄い、かたや深い肌の色。 かたや淡い、かたや鋭い瞳の色。 そして異なる、内面の色相。 彼女らはとてもよく似通っていて、同時に酷く正反対でもあった。 二人の少女はただ少女であるという点のみにおいて共通し、それ以外の一切を共有していなかった。 それぞれが抱える大きな荷物、一人はギター、一人はショットガン。 互いに横たわる空間は三歩ほどの、すぐにでも詰められる僅かな距離。 「なにを、やるつもり?」 漂う沈黙を破ったのは金髪の少女の言葉だった。 先程の一言を繰り返したような、問いの追撃に、黒髪の少女は口を閉じたまま動けない。 突然現れた目前の彼女に、そして彼女が握る黒くて大きなの銃を凝視して、固まっている。 「殺し合い?」 だがその問いに対しては、過剰な程に反応した。 「し、ない、しないから! そんなこと!」 どもりながら、両手をばたつかせて声をあげる。 視線は銃器にむけたままだ。 その明らかに一般人然とした、良く言えば無害、悪く言えば無防備な姿に、金髪の少女は軽く息を吐いていた。 「みたいね」 苦笑、と呼ばれるそれは誰に、あるいは何にむかって向けられたものか。 「そんな気概、感じない」 状況をしかし、皮肉るような口調で、彼女は銃を下ろした。 小さく鳴ったのは安全装置の掛かる音。 トリエラと銃器、どちらの動きによってかは不明だが、ようやく零れた安堵の息は、中野梓のはりつめた緊張が緩和された事を意味する。 黒髪の少女は胸の上に手をおき、ゆっくりと深呼吸したあとで、少しばかり恥ずかしそうに告げた。 「聞いてる人がいるなんて思わなかったから、ビックリした……」 「私も、いきなり妙な独り言をいう人に遭遇して、驚いたから。おあいこね」 「うぅ……」 先程の言動を人に聞かれていたことを実感したのか、また恥ずかしそうに梓が呻く。 「あれはその、自分に気合いを入れるために……ていうか、実際なにをするのかとかは、あんまり考えてないんだけど……」 目を伏せ、銃から視線を逸らし、俯きながらいいわけじみた言葉を探る。 行われた動作は全て、ありふれた日常に存在する物だ。 何ら特別でない普通の仕草。 それが今この場所では、どれだけ無防備で危険なものなのか、梓は知らず。 知らぬということにこそ、おそらくトリエラは嘆息する。 「そう」 つまり危機感が足りないのかと、感想のついでのように、長い銃器の何処かをかちりと鳴らした。 何気なく行われた動作。 それは目前の梓にとって、どれだけ異様な行いに見えたのか、トリエラは十分に自覚しておらず。 実感の無き故、足りぬ配慮に、中野梓は恐怖する。 「……っぅ……」 しかし、言葉は、それで尽きなかった。 「……だ、だけどっ!」 それでも、と。 梓は声をあげた。 大きな声だった。少なくとも、トリエラが僅かに眉をひそめる程に。 安寧の中にあった少女の声には、意志が篭っていた。 「私はなにか、やりたい」 たとえ、力がなくても。 怖くて、足が震えても。 なにも、思い浮かばなくても。 なにか、やりたいのだと。 「だって、心配だから。ここに、ほっとけない人がいるから」 混乱の極地で。 トリエラに告げるというよりも、一人では動けなくなりそうな自分自身に、言い聞かせるように。 中野梓は、光の当たる世界を生きてきた少女は、何かを「やってやる」と、自分にそう言っていた。 「そっか」 対して、トリエラはなにも返すことなく、受け流すように肩をすくめ。 銃を振り上げ、一歩、踏み込んだ。 「――!?」 唐突な動きにビクリと硬直した梓は、それ以上なにも続ける事ができなかった。 両手両足の先端を丸めて固め、きつく目を閉じ肩を震わせながら、襲い来るものをやり過ごせますようにと、願う。 そんな、紛れもない弱さに、トリエラはやはり苦く笑って。 二歩目を踏み出す。 「本当に、どこまでも違ってる」 恐る恐る目を開けた梓の前に、トリエラはもういない。 咄嗟に振りむけば、すぐ後ろにまだ、背中はあった。 後頭部からうなじ辺りに視線を向けようとすれば、振り向いていたトリエラと目があう。 「あと一つだけ、質問があるんだけど」 今度は自分からと言うように、立ち位置を反転させ、質問が返される。 小さく頷いた黒髪の少女に、トリエラは一瞬だけ柔らかな表情を浮かべた。 「男の人を、見なかった?」 言葉よりも雄弁に、初めて見せるその表情こそが、金髪の少女が何を探しているのかを語っていた。 「ごめん、私はまだ、あなたにしか会ってない」 だからこそ、梓は詫びたのかもしれなかった。 梓とまるで違うこの少女は今、同じものを探しているのかもしれないと、考えたのか。 いずれにせよそれで、邂逅は終りだった。 「そっか、ありがと」 すれ違い離れていくトリエラの背中が、もう何も話すことはないと告げていた。 そして梓は、留まっている。 先ほどまで自分自身が歩いてきた道を進む、少女の背を見送るように。 何も言えず、何も出来ず、ただ、自分の矮小さを噛み締めて。 「…………」 それは決して、交わる筈のない道だった。 二人の少女。ただ少女であるという他に、何ひとつ共有しない彼女たち。 輪郭だけが、少し、似ていて。 けれど色は違う、声は違う、本来は言葉すら違って。 何よりも彼女らの人生、生きてきた世界そのものが何処までも乖離していた二人の少女。 決して交わらぬ筈の道がここに、あり得ざる天変を経て、暫し交差する。 それはそれだけの、ことだった。 道はまた逸れていく。 離れていく、本来の位置に修正される。 何もなかったように、交差が過ぎ。 「――ぁ」 過ぎる、刹那の間隙に。 「――ーあのっ!!」 割り込みをかけたのは黒髪の、少女だった。 「……まって!」 ピタリと、静止する足、留まる背。 今の中野梓にできる事は、呼び止める事しかなかった。 そして彼女の声は、金髪の少女の背を、止めた。 小さな変化であり確かな動き。成し遂げるために使われたものは勇気だ。 金髪の少女には取るに足りない程の分量で済む、だが梓にとっては極大の決心だ。 「心配な人が、いるの」 「それはさっきも聞いた」 「うん。いる。いるんだ。 その人はちょっとぬけてて、ぼーっとしてて、いっつも変な絵とか書いたりして、 部活行っても練習しないし、のんびりしてるし、きっちりしてないし、すぐ抱きついてくるし、ホントにダメで、でも」 何を告げるのか、何を告げるべきか、いったい自分は何を、伝えたいのか。 「でも、でもやる時はやる人だし、頑張ってるところを応援したくなるし、 それに……あの人がいるとほっとするっていうか……あったかいっていうか、私は……とにかくっ!」 自分の思考に翻弄される少女はゆっくりと、もう一度だけ深呼吸をして。 「……あの人はたぶん、一人にしちゃいけないと思うから。だから」 そして―― 「一緒に、探してほしい」 とても簡単で、単純な願いを、ようやく言った。 「私もあなたの探す人を、探すの、手伝うからっ!」 振り絞る勇気で、銃を持った少女に、伝えきった。 「どう……かな?」 しばし、応えないトリエラの背中。 値踏みはしない。 中野梓の存在の価値がどれほどの物か、トリエラには一目見て判断が付いたはずなのだから。 今更なにも、迷うことのないはずだ。 二人はどうしようもなく違っている。 二人の少女。ただ少女であるという他に、何ひとつ共有しない彼女たち。 輪郭だけが、少し、似ていて。 けれど色は違う、声は違う、本来は言葉すら違っていて。 何よりも彼女らの人生、生きてきた世界そのものが何処までも乖離していた二人。 決して交わらぬ筈の道がここに、あり得ざる天変を経て、暫し交差する。 それはそれだけの、ことだった、筈だ。 「――いいよ」 なのに、二度目に振り返るトリエラは、そう答えた。 「いい、の?」 答えはイエス。 聞いた本人すら驚く結果。 梓は目を白黒させながら、一歩の距離まで戻ってくるトリエラを見ていた。 「いいよ」 それはただの、気まぐれかもしれない。 あるいは彼女自身の探し人の事を思ったが故、だったのかもしれない。 ただ、共感するところなど何一つない少女に、共感する機能を持ちえるかも知れぬ少女が歩み寄った理由に。 「手伝ってくれるなら、ね」 ここにもう一つ、二つの輪郭以外に、もう一つ。 『探し人がいる』という、この場所でのみ存在する、 新たな共通点を見出したことは、果たして含まれているのだろうか。 「ホントに?」 「ホントだって」 しつこいな、と差し出される、手。 銃を握ることに慣れきった、作り物の手だ。 おずおずと、と伸ばし返される、手。 ギターより重いものなどロクに持ったこともない、華奢な手だ。 違いすぎる二つの手が、結ばれていく。 この先、どれほど続くかなど、誰にも分からない。 奇特な状況は偶然に過ぎない。 これまでのように、これからも同じように。 直ぐに別れる、一瞬だけの僅かな、儚い交わりかもしれない。 けれど今、確かに繋がっていた。 「私、中野梓」 「トリエラよ」 初めて名乗りあう二人。 それは決して、交わらぬ筈の道だった。 だがここに、交差し、そして重なっている。 決して交わらぬ筈の二つの道が、相いれぬ筈の道が重なって。 いまだけは、一つの道になっていた。 ◇ ◆ ◇ 長い道を同じ方向に、二人の少女が歩もうとしていた。 一人の少女は光の当たる世界にいた。 その手は、弦を弾くために使われていた。 一人の少女は闇に隠れた世界にいた。 その手は、銃を撃つために使われていた。 ――けれど、その二つの手は今、互いの手を握るために、使われていた。 【F-6/学校の廊下/一日目-朝】 【中野梓@けいおん!】 [参戦時期]:不明 [状態]:健康 [装備]:Fender Japan Mustang 69 Red [道具]:基本支給品*2、不明支給品(1~5) [スタンス]:未定 [思考] 基本:唯先輩を探す。 1:トリエラと同行する。 【トリエラ@GUNSLINGER GIRL】 [参戦時期]:不明 [状態]:健康 [装備]:Winchester Model 1897(5/5)予備弾薬多数 [道具]:基本支給品*2、不明支給品(1~5) [スタンス]:未定 [思考] 基本:担当官を探す。 1:中野梓と同行する。 hope 投下順 ワンセット・テニス・デスマッチ GAME START 中野梓 GAME START トリエラ
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1240.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 585 煙草とゆっくり/コメントログ」 良い作品だ。 -- 2010-05-18 02 50 43 面白かった -- 2010-06-09 00 43 39 ゲスを制裁する話はとてもすっきりー♪ ゆっくり灰皿が欲しい -- 2010-06-22 22 03 32 クソの役にも立たないゲスにも活躍の場ができてよかったよー -- 2010-06-26 00 54 39 しんぐるまざーの就職は大変だからねぇ…お兄さんの灰皿という職業に就けてよかったね!!! SS関係無いけど、タバコ税で入ってくる税金より、タバコで脳梗塞とか肺ガンになった人に使われる 国民健康保険で出ていくお金のほうが多いんだって。ソースは知り合いの法律家。 -- 2010-08-07 14 16 07 煙草あきの虐待は良い仕事してるよなぁ。容赦なくてw もう一つのSSも徹底的な虐待でゆっくりできるよー -- 2010-10-04 06 31 51 げす制裁はゆっくりできるよー 全く言葉も解さない害頭は灰皿がお似合いなんだね、わかるよー -- 2010-10-17 16 51 33 もういっそゆっくりでタバコ作れば? -- 2011-12-01 04 55 03 ↓鬼威散「気に入った。家に来てつむりをヒャッハーしていいぞ。」 -- 2013-09-25 22 55 31 ゆっくりの根性焼きwwww いいねwww でいぶの灰皿wwww最wwww高wwww -- 2014-08-01 18 21 00 うんうんはどうしてるの? -- 2016-04-01 16 31 40 ↓しーしーあなとかふさいでるとか -- 2016-06-29 22 20 43 ↓×8 更に関係ないけど、お酒も体に悪い。 「酒は百薬の長で少しなら問題ない」と言われていたが、 それを証明していた統計に「酒を飲まない(以前飲み過ぎて病気になり禁酒を含む)」 が含まれていたためにグラフ化したときに「少し飲む程度なら健康になる」と間違った常識になってしまった。 ※ソースは「初耳学(テレビ番組)」 -- 2018-01-11 12 16 30 ばーかしーねあーほ -- 2020-09-05 23 15 07
https://w.atwiki.jp/wasmousou/pages/121.html
458 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/10/06(金) 19 53 02 ID mHE/NZmd 雨。雨は嫌いだ。 上原は窓の外を見る。 ざあざあと音を立てて降る雨を見る彼女の瞳はリング上での鋭い物とは違う、不安げな、年相応のものだった。 そんな上原をベッドに腰掛けた小早川は静かに見つめている。 ――小早川にとって上原はまさに理想のレスラーだ。そんな上原の見せたはかなげな姿は小早川の胸を貫いた。 「す、凄い雨ですね」 初デートで話題が無くなってしまった少年のように小早川が切り出す。 正直他に何か無かったのかと小早川は内心自分をはたいてやりたくなった。 「…雨は…昔から苦手でね」 そっと上原の細い指が窓をなぞる。 「…兄を…にぃにを思い出すから」 ぽそっと呟いた上原の言葉は果たして小早川に聞こえていたのだろうか。 ~~15年前(上原今日子の回想) 「にぃにー! にぃにー!」 ぱたぱたと青年の方に駆け寄ると少女はぽふんと青年に飛び付いた。 「はは。ただいま」 青年は優しく笑いながら少女の頭を撫でてやる。 嬉しそうに少女は青年に顔を擦り寄らせる。 ――少女、今日子は青年、兄の事が大好きだ。 なにせ“大きくなったらにぃにのお嫁さんになる!”と豪語するほどである。 そのブラコンっぷりは近所でも有名だ。 「にぃに、あしたなんのひかおぼえてる?」 「大丈夫。今日子の誕生日を忘れる訳がないだろう?」 誕生日。子供達が楽しみにするイベントの一つである。 無論、今日子にとっても楽しみなイベントだ。 それ故今もこうして青年にプレゼントをねだっている訳だが。 ――これが、翌日の悲劇に繋がるとは知らずに。 459 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/10/06(金) 20 48 32 ID mHE/NZmd その日は雨が降っていた。ざぁざぁと。 横殴りの雨。沖縄では何もそう珍しいことではない。 今日子は玄関と居間を行ったりきたりしながら大好きな兄の帰りを待っていた。 ――にぃに、遅いな。いつもは魔法戦隊マホホンジャーがやる頃に帰ってくるのに。もう、ラリえもん始まっちゃうよ…… プレゼント、買ってきてくれてるのかな? でも……プレゼントより、にぃにが早く帰ってきてくれるほうが嬉しいのに。 と、突然の電話。 「今日子ー。ちょっと電話出てくれるー?」 にぃにを待たなきゃいけないのに。 少しふくれっつらになりながら受話器を手に取る。 「もしもし? うえはらです」 『今日子ちゃん!? 俺なんだけどわかるかな!?』 ――聞き覚えのある声だ。にぃにのトモダチ。あの面白いおにいちゃんだろう。 「おにいちゃん、どうしたの?」 『大変なんだ! アイツが、アイツが……』 そう。よくある事だ。雨の日に単車でセンターラインの上に乗っかってしまった。 それが元で兄は事故を起こしてしまったのだ。 今日子は泣いた。兄の身を案じて泣いた。だが、泣いても泣いても、兄は帰ってこなかった。 ――現在 「……えぐぅ、あぐっ、うぐぅぅ……」 「な、そんなに泣くな。昔の話だから」 「でぼ、でぼうえあださん、がわいぞうで……」 ……参ったな。泣かれるのは計算外だった。 そもそもこの話には続きがある。兄が帰ってこなかったのは入院したからであって、別に彼岸に旅立ってしまったからという訳ではない。 私が雨を嫌うようになったのは……兄を待っていて死にそうになるほどの風邪をひいたからなのだが…… 「うぇぐぅぅ~~、ぜんばぁぁぁぁい゛」 ……本当に、どうしよう。 何となく雨が振ってたから……ゴメン
https://w.atwiki.jp/rangers-strike/pages/262.html
RS-217 SS(スタスタ)スタタンゾ Sユニット パワー1 CN2 BP2000 SP- ノーマル 追加条件 【家出したくなるガソリン】 バトルエリアにある特徴「車両」を持つユニットを1体選び、持ち主の山札の下に戻してもよい。 男/怪人 ダークアライアンス 激走戦隊カーレンジャーVS超力戦隊オーレンジャー フレーバーテキスト 頻発する謎の暴走。整備士達は一日の終わりに車輪を外すのが日課になってしまった。 備考・解説 イラスト 村上ヒサシ 収録エクスパンション 第4弾自販機&パック リヴァイヴァ自販機&パック 関連カード Q&A Q: A: